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母は相変わらず強者です(^^)

2017年6月26日  投稿者:Simonton Japan


みなさま、こんにちは。
認定トレーナーの田村祐樹です。
 
滋賀は、6月とはいえ、
まだまだ朝晩は冷え込む時があり、
早朝ですと、わずかに吐く息が白くなったりします。
 
冷え性の私は、暖房器具がまだ離せません(^^)
今朝も、石油ファンヒーターをつけながら、
「ファンヒーターは、やはり温かいな~」
と、温風の心地よさを感じながら、この記事を書いています。
 
さて、とある前夜、
「明日は、母の誕生日だな~」と思いだし、
「さて、会いに行けるかな~、仕事の終わる時間によるな~」
とおぼろげに思って、就寝。
 
その日、いつものように仕事場へ。
午前中、予定通りグループホームの往診へ。
みなさん、良い季節になったこともあり、調子よくお過ごし。
「調子よいですよ、良かった、良かった。」
とおひとりおひとりにお声掛けし、
「また、来ますね~。今日はありがとうございます」
とお礼して、次の方の診察へ。
 
午後からは、会議等も早めに終わり、往診もたまたま予定がなく、
なんと15時くらいにはフリーに(^^)
 
「お~、ラッキー!ありがたい!」
たまたまかもしれませんが、そのような流れにしてくれた様々な事柄に、
「おかげさんで早めに行けます」と心の中で感謝感謝(^0^)
 
ちょうど、1週間ほど遠方に出張していましたので、
約1週間ぶりに、母が入院している病院へ行くことができました。
 
一旦、家に帰って、お皿とフォークを準備。
病院すぐ近くのケーキ屋さんへ立ち寄り好きなケーキを選べるように、
ショートケーキを4種類買い、おたんじょうびプレートを作ってもらい、
いざ、病室へ(^^)
 
「久しぶり~」
『あ~、看護師さんかと思った、あんたやったか(^0^)』
と喜んでくれる
「どうや~、調子は?」
『だいじょうぶや、ご飯も全部食べられてるし・・』
「それは良かったなぁ」
『ほんま、ここのご飯はおいしいねん。どれも上手に作ってはるわ!感心するわ』
と嬉しそうに話す。
「お粥さんやし、おかずも刻んでくれているし、食べやすいしな~」
『そうなんや。こんな美味しいもの、毎日食べてたら、また元気になってしまうわ』
「ええやないですか」
『いや~、ほんま、ごめんやで、また長生きしてしまうわ~』
と苦笑いしている母。
 
「さあ、今日はお誕生日ですなぁ」
『そうやねん、覚えてくれてたん』
「そら、覚えてるよ。ほら、ケーキ買ってきたし」
『いや~、嬉しいよ。ほんま、ありがとうね(^0^)』
「好きなものを選べるように、いくつか買ってきたし、どれがいい?」
『そうやな、そうやな』
 と子どもの様。
「どれ?」
『これが、誕生日らしいなぁ、これにするわ』と
イチゴをトッピングしたショートケーキを選びました。
「次に食べたいな、と思ったのはどれ?」
と尋ねると、
『これかな』とモンブランを差す。
「じゃあ、この二つを一緒に食べようか」
『そうしよ、そうしよ』
と嬉しそう(^^)
 
二つのケーキを分け分けして食べました。
夕食後でしたが、ペロリでした(^0^)
 
『あ~、美味しかったわ、ありがとうね』と言って、
 満足げに好きな雑誌を見始めた。
 
しばらくして、唐突に話し出す・・
 
『なあ、祐樹ちゃん・・』
「なに?」
『毎日、好きなテレビを観て、好きな本を読んで・・、
 そうそう、また、これ買って来てや(俳句関係の月刊雑誌)、
 こんな良い本があるなんて知らんかったわ、頼むわな』
「また、次のが出たら買ってくるわ」
『それからな、ここの看護師さんは優しいし、
 毎日来るあの人たちも手をつないで歩きにつれて行ってくれるし(リハビリのこと)、
 集会場でいろんな人とご飯を食べたりしゃべったりしてね(病棟のディルームのこと)、
 まあ、毎日が楽しいわ。退屈せーへんなぁ~』
と笑顔満載!
 
母は、階段で転倒し、右上腕複雑骨折、頭部外傷等にて入院。
手術も成功し、順調に回復中に、再度転倒。
今度は、左上腕骨折、腰椎圧迫骨折し、
その後、慢性硬膜下血腫も判明。
なんともはや・・・ボディブローのよう
こころがズシンとしている私をよそに、当の本人は、ケロッとしている。
 
「はいはい、良かったね~。一日一日楽しんで、なんぼでも長生きしてくださいね」
『そうさしてもらうわなぁ・・、
 せやけど、悪いな~、ごめんやで、こんな調子やったら長生きするわな』
と高笑いする母。
 
御年84歳
いやいや、なんとも、強者です!
 
そして、その後日談。
 
両側上腕の骨折もほぼ治ったが、慢性硬膜下血腫は手術となる。
有難いことに、そちらも順調に回復中。
最近は、リハビリがメインの日々。食欲も旺盛で、何より何より(^^)
 
さて、お見舞いの差し入れは月刊誌「俳句」・・
この本が、とってもお気に入り。
 
これまでの号も、隅から隅まで読んでいる様子。
この書籍を持って行くと、嬉しそうにページをめくりだす。
母は、私のことはお構いなしに本に夢中!
 
その間、部屋や冷蔵庫の中を片付けし、テレビカードを買いに行く。
一通り終わると、ベッドサイドで座って静かに過ごす。
 
しばらくして、
『あ、ごめんごめん。これに夢中になってて。ほったらかしにしてたな』
と笑っている(^0^)
『ごめんやで、だいじょうぶか?』
と子ども扱いされる。
「だいじょうぶ、だいじょうぶ。しっかり読んでくださいよ」と苦笑い・・
 
片手にお気に入りの筆ペンを持ち、一句一句読み込んでいく。
まあ、真剣なまなざし、俳句に入り込んでいる。
 
集中している時間・・
没頭している時間・・
時間を忘れている時間・・
 
母なりのとってもいい時間、
喜びタイムのようですね(^^)

─────────────────★

◆執筆者プロフィール◆
田村祐樹(たむらひろき)
ニックネーム:くまさん
緩和ケア医、医学博士
サイモントン療法認定トレーナー
NPO法人サイモントン療法協会副理事長

☆好きなもの・こと
 料理をつくる
 特にスープやオーブン料理
 ガーデニング、旅行、温泉
☆好きな言葉
「だいじょうぶ」
「ありがたいな~」
「ほっこり」 

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