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新年のご挨拶

2019年1月4日  投稿者:Simonton Japan


 
サイモントン療法
佐々木弘認定トレーナー ■
公式メールマガジン
2019.1.2【第516号】より
 
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明けましておめでとうございます
お健やかに新春をお迎えのことと
お慶び申し上げます
 
当協会は法人格取得17年を迎えます
これもひとえにみなさまの
ご支援の賜と厚く御礼申し上げます
 
また,2019年は,
日本でサイモントン療法
ベーシックプログラム(6日間)
の提供が開始されて20年
そして,サイモントン先生が
叡智の海に旅立たれて10年の
メモリアルイヤーです。
 
サイモントン博士が作り上げた
このサイモントンプログラムを
より良い形に進化させながら
必要とされている方々に
提供して参りたいと存じます
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます
 
特定非営利活動法人サイモントン療法協会
代表理事/理事長 佐々木 弘
 
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1981年,サイモントン博士の著書
「Getting Well Again」
がアメリカで刊行され,
世界的ベストセラーとなり,
がん医療に大きな影響を与えました。
日本ではがん(悪性新生物)が
死因のトップになった年です。
日本でもがんに対する様々な
アプローチが模索され始め,
帯津良一先生(現協会会長)の声掛けで
自身が院長を務める帯津三敬病院に
サイモントン療法を学び,提供を試みる
医療者たちが集います。
その医療者たちが中心となり,
11年後の1982年,ようやく日本で
邦訳「がんのセルフ・コントロール」が
発行されました。
 
日本での刊行から37年が経過する
がんのセルフ・コントロール」は
残念ながら絶版になってしまいましたが,
その内容は未だ古さを感じさせず,
サイモントン博士の熱意と使命感を
生き生きと発しています。
 
その,がんのセルフ・コントロールの
第一部「心と癌の関係」
第一章「心と身体の関係」
冒頭の文章に,
サイモントン先生から私たちへの
力強いメッセージが綴られています。
 
——————————
 
人間は皆,
自分自身の病気や健康に
何らかの形で関わっています。
本書は,癌を始めとする
他の病気の治療に
自分がどのように“参加”し,
また,その病気から回復するには
どのようにすればよいかを
解き明かすことを試みるものです。
さらに,現在健康な人にとっても,
その健康を維持するために
何が自分にできるかを
解説するものなのです。
 
ところで,
なぜ“参加する”などといた表現を
使っているかと申しますと
じつは,人間は
「自分がある特定な健康状態を創り
出す上に重要な役割を果たしている」
という考え方が,この健康や治療に
“参加する”という言葉で
表現できるからです。
 
多くの方たちは,“癒し”とは
なにか私たちに対して“なされる”
という受け身のことであり,
また,病気を患った場合に,
“治してくれる”医者のところに
行くことだけが,
私たちにとってできることのすべて
のように考えがちです。
たしかに,ある面ではそのとおり
ですが,かといってそれが
“癒し”の実体のすべてではないのです。
 
私たちは皆,何らかの形で
自分の健康に“参加”しています。
たとえば,私たちの持っている
さまざまな信念,感情,人生観
などといったものが間接的にも
自分の健康に影響を与えているわけです。
 
また,私たちの日々の運動や食事などが
もっと直接的に私たちの健康に
影響を与えているという意味で
自分の健康に“参加”しているわけです。
 
さらに,私たちが受ける医学上の
治療に対する自分の反応の仕方が,
その治療効果や医療者に対する
信頼度によって違ってくる
ということを考えても,
自分の健康に自分が“参加”している
という事実を理解することが
できると思います。
 
〈中略〉
 
病気から回復するためには,
まず,自分の健康や病気に自分が
どの程度参加することができるかを
知ることから始まります。
この出発点に立つことが
私たちが扱った患者たちにとって
最も重要な点であったと同じように
読者の皆さんにとっても
不可欠なことであることを
強調したいのです。
 
——————————
 
サイモントン博士は,
私たちが健康になる,また,
健康を維持するために大切なことを
プログラムとしてまとめ上げましたが,
そのプログラムからみなさんそれぞれが
学んだこと,気づいたこと,得心を得たこと
それらを具体的に“実践すること”で
変化を起こす事ができることを
繰り返し伝えていました。
 
じつは,サイモントン療法の真髄は
“実践すること”なのです。
 
これは,自分に何かを課す
または,なにかを無理しておこなう
といった意味ではなく,
喜びや生きがいに目を向ける,
自分にとって問題はなにかよりも,
自分にとって良いことはなにかに
意識とエネルギーを向ける,
今,自分が得られていることに気づく,
などの日々の実践が基本となります。
そしてそれらのことを実際に行ったり,
イメージを活用したりすることで
心と体に変化を起こしていくのです。
 
東洋思想の一つで
中国明代に起こった陽明学に
「知行合一」(ちこうごういつ)
という根本思想があります。
吉田松陰が座右の銘としたことから
ご存知の方もいらっしゃるでしょう。
 
知是行的主意,
<知ることは行うことの基本であり,
行是知的功夫,
<行うことは知ったことの実践である。
知是行之始,
<知ることは実践の初め(契機)となり,
行是知之成。
<実践することで知(智慧)が完成する。
 
いくら一生懸命に学んでも,
実践(体験)がともなわなければ
本当に知ったことにはならない。
知(知ること)と行(行うこと)は
同じ心の良知(本来備わっている叡智)
から発する作用であり,分離できない。
やらなければならないことではなく,
良知からやろうと思うことを実践する。
 
サイモントン博士が言う
“自分自身に参加する”ということが
この知行合一で表現されます。
 
心とからだの関係を
書籍等で“知った”だけで
そこに実践がなければ,
思うような変化は
得られないかもしれません。
また,今までの自分自身の
知識や常識の範囲だけでは,
知ったことを実践に移すことが
困難かもしれません。
希望や喜びからの実践と
不安や恐怖からの実践は,
そもそも心持ちが違います。
 
サイモントン療法は
先達たちの智慧と叡智の集合体ですが,
これをどのように活用するかは
私たち次第なのです。
 
私たちは,皆様が
サイモントン療法で知り得たことを
スムーズに実践できるように
ベーシックプログラムを提供し,
自身に取り組む6日間の中で
自分自身に“参加する方法”を
見つけていただきたいと願っています。
そして,その後の健康や治療に継続して
活用していただきたいと願っています。
そして,皆様の健康や治癒に
必要なサポートを提供したいと思っています。
 
日本でサイモントン療法が始まって20年
サイモントン博士が叡智の海に旅立って10年
いくつかのイベントや出版の計画が
ありますので,どうぞ楽しみにしていてください。
 
この節目となる年が
みなさまにとっても
素晴らしい一年となりますように。
 
佐々木弘拝
 
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◆執筆者プロフィール◆
佐々木 弘(ささきひろし)
サイモントン療法認定トレーナー
NPO法人サイモントン療法協会理事長
のぞみ鍼灸こころセラピー院長
 
趣味はダイビング、夢は世界中の海を潜ること
毎朝のエネルギー補給は、
自宅で雄大な富士山を眺めながら、
しばし呼吸を楽しむこと
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■サイモントン療法インターンプログラム(通学型/5カ月間)
インターン(研修生)向けに開発された、日本独自の研修プログラム
【日 程】2018/12/15-16、2019/1/12-13、2/9-10、3/9-10、4/13-14
【場 所】アットビジネスセンター渋谷駅東口前(東京都渋谷区)
【進 行】川畑のぶこ認定トレーナー
プログラム詳細等、公式ホームページをご覧ください。
※満席となりましたのでお申込終了させていただきます。
 
■サイモントン療法ベーシックプログラム(滞在型/6日間)
サイモントン博士が開発した最も効果的なプログラム
【日 程】2019年6月3日(月)~6月8日(土)
【場 所】伊豆高原(静岡県)のリゾート施設
【進 行】川畑のぶこ認定トレーナーほか
プログラム詳細等、公式ホームページをご覧ください。
⇒ http://simontonjapan.com/basic-program/
 

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