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夏の定番 至陰の灸

2017年8月3日  投稿者:Simonton Japan


こんにちは。認定トレーナーの佐々木です。
  
今日から8月ですね~。
ここ静岡では、太陽が存在を主張する
夏らしい日が続いています。 (´Д`;)
ドクタースランプアラレちゃんの
元気な太陽のイメージです。
わかる方は同世代ですね。
  
しかし、来週の月曜日、8月7日は立秋。
なんと、暦の上では秋に。
こんなに暑いのに。。。
  
立秋とは、1年を24等分にしたものに季節の名前を付けた二十四節気の一つ。
「秋の気配が感じられるころ」のことをいいます。
1787年、常陸宍戸藩主松平頼救によって出版された
『こよみ便覧』には、
「初めて秋の気立つがゆゑなれば也」
と記載されています。
来週には、秋の気配が感じられるのでしょうか???
  
そもそも暦は、7世紀初め頃に
中国から朝鮮半島を経て伝わったものですから、
現在の日本の気候にはマッチしない部分もありますが、
先達たちはこの暦を参考にして作付けや収穫の時期の目安にしていました。
現に、立秋の前後には、
一年中で一番暑い時期とされる大暑(今年は7月23日)と、
暑さが峠を超える時期とされる処暑(今年は8月23日)があり、
立秋は、まだまだ秋とはいえないが、
もうすぐ秋の気配を感じられるのではないかなぁ とか、
または、そろそろ秋の準備にとりかかろうかなぁ とか。
秋の農繁期に備える目安としていたのかもしれませんね。
  
長年患者さんたちの体を診ていると、
体は暦に反応しているというか、
からだは季節の変わり目に反応していることを感じます。
  
今は立秋前の夏土用。
土用とは、立春、立夏、立秋、立冬の
前の18日の期間を指し、土旺用事(土用)として、
土に関わる事を禁じました。
例えば、土用の期間は動土(どうど)や土木工事などは
慎んだほうがよいとされています。
これは、土用は土公神(どこうしん、どくしん)という
土の神様が支配する期間と考えられているからなんです。
  
土用は、中国の五行説(ごぎょうせつ)に由来しています。
五行説とは、万物は木・火・土・金・水の5つの要因から
成り立っているとするもので、自然界のあらゆることが
この5つのいずれかに属すると考えられているのですが、
季節も次のように5つに別れて属すると考えられています。
  
木 … 春の象徴
火 … 夏の象徴
土 … 季節の変わり目の象徴
金 … 秋の象徴
水 … 冬の象徴
  
土用にあたる土は「後天の本」ともいい、
自然界の土が植物の拠り所となり、
植物に栄養や水分を与えて成長を育むように、
私たち人間が生きるのに必要不可欠な飲食の処理を司る、
いわゆる胃腸の調子を管理していると考えられています。
  
この時期は下痢や食欲不振といった胃腸の不調を訴える方が多く、
また、むくみ、睡眠障害、気だるさ、のぼせといった症状を抱える方も多くいらっしゃいます。
やはり、土用は陰陽のバランスが取りにくい時期のようです。
  
◆夏の定番 至陰(しいん)の灸
夏の鍼灸治療の定番。至陰の灸をご紹介。
場所は足の小指の爪の外側の角。
陰陽の陽にあたる膀胱経の最終地点で、
ここから陰陽の陰にあたる腎経が始まります。
  
陽気が盛んになるこの季節に
陰陽のバランスをとるうえでとても重要なツボで、
夏のむくみや夏バテなどにも効果的です。
特に足のだるさやふくらはぎの張りの解消に有効で「暑気払い」
のツボとしてこの時期の治療には欠かせません。
  
ドラッグストアで手軽なお灸が入手できますので、ぜひ試してみてください。
お灸がない場合は足の小指をゆっくりともみほぐしても効果が期待できます。
  
足のふくらはぎを強めにつまんでみて、痛みや張りがあったら
むくみや疲れのサイン。
お灸をしてみるとその痛みや張りがす~っととれていきます。
膝から下が軽くなった感覚があればOK!
体内の水分バランスも調和がもたらされています。
頭もスッキリしますよ。
  
東洋医学でも夏は発散の季節。
心身共に体内に蓄積されたものを暑気払いでうまく発散しましょう。
  
9月には東京と札幌でサイモントン療法ミニプログラムを予定しています。
詳しくはホームページを御覧ください。
  
ではでは、立秋間近とは言えまだまだ続く夏本番を、
体調を整えながらお楽しみくださいませ。

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◆執筆者プロフィール◆
佐々木 弘(ささきひろし)
サイモントン療法認定トレーナー
NPO法人サイモントン療法協会理事長
のぞみ鍼灸こころセラピー代表

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趣味はダイビング。
夢は世界中の海を潜ること。

毎朝のエネルギー補給は、
自宅で雄大な富士山を眺めながら、
しばし呼吸を楽しむこと。
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