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問題解決のための三つの方向性

2017年1月30日  投稿者:Simonton Japan

2017.1.27黒丸 画像候補①
 
こんにちは。
認定カウンセラーの黒丸尊治です。
 
私たちは悩んでいる人を目の前にすると
何とかしてあげたいという衝動に駆られます。
ましてやそれがセラピストのところに来たクライエントであれば
なおさらのことでしょう。
 
もちろん、そのような思いは悪いことではありません。
しかしときにそれが問題をさらにこじらせたり、
悪循環を生んだりすることも少なくありません。
 
なぜならば、何とかしてあげたいと思うあまり、
こうしたらいいとつい押しつけがましくなったり、
しばらく待つことが必要であるにもかかわらず、
それができずに、さらにクライエントを
追い詰めてしまったりするからです。
 
そのようなことにならないためにも、
コミュニケーションで問題を解決しようとする場合、
最初に押さえておくべき大切なことがあります。
 
それは進むべき方向性をある程度決めておくということです。
 
人の悩みや問題にはさまざまなものがあり、
当然のことながら、すぐさま解決できるような問題ばかりではありません。
もちろんちょっとした工夫で
比較的短時間で問題が解決する場合もありますが、
嫁姑問題のように、しばらく待ち、
時期やタイミングを見て、対処行動をとる必要がある問題もあります。
 
さらには結婚生活や仕事を続けるのにとても困難を感じている場合には、
離婚や退職という選択が問題の解決になる場合もあります。
 
つまり問題へのアプローチを考える場合、
 
それが積極的に対処すべき問題なのか?
いまはじっくりと待つべき問題なのか?
離れてしまった方がよい問題なのか?
 
という、三つの方向性を常に頭に置きつつ、
クライエントの話しを聴くことが大切だということです。
 
もちろん現実の問題は、この三つにきっちり分類されるほど単純なものではありません。
積極的に対応しながらもしばらく待たなくてはいけないときもありますし、
部分的、一時的に逃げたり、避けたりする必要がある場合も当然あります。
 
ただ、がむしゃらに前に進めばよいわけではなく、
ときには待ったり、離れたりするということも
問題の解決には必要な場合も少ないないことをぜひ知っておいて頂きたいのです。
 
そうすれば、クライエントを必要以上に急かしたり、
セラピスト自身が何とかしなければと焦ったりすることも少なくなります。
その方が、少し余裕が持てるようになった分、
思いもよらない解決への道が開けたり、
ふとよいアイデアが思い浮かんだりすることも出てくるというわけです。
 
ですから、クライエントと関わる場合、
この三つの方向性を常に頭の片隅に置きつつ
じっくりと話しを聴き、最善の方向を模索していくという作業は
問題解決のためにはとても重要になるのです。
 
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◆執筆者プロフィール◆
黒丸尊治(くろまるたかはる)
彦根市立病院 緩和ケア科部長
http://www.municipal-hp.hikone.shiga.jp/
ホリスティックコミュニケーション 研究所主宰
http://kuromarutakaharu.com/
http://holicommu.web.fc2.com/
 
☆最近はハマっていること☆
星座観察
プロレス観戦
☆得意なこと☆
指輪のマジックと輪ゴムのマジック(飲み会でしかやりません)
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