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信じるものは癒される。。。の?

2017年3月8日  投稿者:Simonton Japan


 
こんにちは。
認定トレーナーの佐々木弘です。
 
二番煎じのようですが、、、
前回のメルマガ記事
「信じるものは救われる。。。の?」
思いのほか話題になったようです。
 
そこで、今回はプラセボ効果の第2弾。
「信じるものは癒される。。。の?」
 
「人間の脳は何かを信じるようにできている」
「何を信じるか」だけではなく、
「何を」「どのように信じるか」が
私たちの健康にも、人生にも、大きな影響を与えます。
 
がんや病気、痛みや辛さが、
「治らない」と信じるか、
「治る」と信じるかで
なぜ結果が違うのでしょう?
 
世界中の研究機関で
心とからだの関係を解き明かそうと様々な研究がなされています。
 
2004年、アメリカに住むマイク・ポルティックさんは
からだの異変に気づきます。
 
野球のボールが思ったように
投げられず、腕に痛みと痺れを感じるようになったのです。
また、彼の妻は、その表情に気づきます。
いつのまにか彼は笑わなくなっていたのです。
 
病院を受診した彼はパーキンソン病と診断され、医師から、この先10年以内に
歩くことも、立つことも、自分で食事をすることもできなるだろうと宣告されます。
42歳という若さでの発症でした。
 
医師の診断ほど急速ではありませんでしたが、発症から数年後には、
話したり書いたりすることが次第に困難になり、抑鬱状態に苦しむようにもなります。
 
2011年、セレジーンというバイオ医薬品企業が実施する
新たな遺伝子治療の臨床試験に参加することになりました。
 
頭蓋骨に2カ所の穴を開け、
標的領域に新たな治療薬を直接注入するというものです。
 
手術後、ポルティックさんの症状は目覚ましく改善します。
 
手術の前には
日常動作が困難で、ろれつが回らず、
勤務する会社の顧客には、言語が不明瞭なのは
飲酒のせいではないといちいち説明の必要が
あったほどだったのが、術後には震えが止まり、
からだの動きが改善し、明瞭に話せるようになりました。
 
担当医はポルティックさんの変化に大いに驚きます。
医学的に、パーキンソン病は回復が望めない疾患とされ、
どのような治療を施しても進行を抑えるのが精一杯で
その効果すらも望めない場合が多いからです。
奇跡といっても過言ではないほどの回復でした。
 
2013年4月、
セレジーン社は臨床試験の結果を発表します。
実際に手術を受けた患者たちと、
頭蓋骨を少し削っただけで薬を注入しない「偽の」手術を行ったグループとの
症状改善効果を比較するとグループの間に優位な差が認められなかったのです。
この治療薬には期待したほどの治療効果が認められないという結論でした。
 
主治医はこの結果に落胆して
ポルティックさんのデータの詳細を確認したところ、
驚くことに、ポルティックさんは本物の手術を受けていなかったのです。
彼は「偽の」手術いわゆる「プラセボ効果」によって
症状が著しく改善したのでした。
 
当のポルティックさんは、次のように語っています。
「プラセボの影響でも薬の効果でも、
 結果さえ良ければどちらでも構いません」
 
本来は薬効を持たないはずの偽薬が
本物の薬と同じか、それ以上に改善効果を示すことは
「プラセボ効果」と呼ばれ、長年知られてきた現象ですが、
昨今の研究で人間の心とからだのつながりや、
「信じる」ことと実際の体験を繋ぐ体内の活動メカニズムを
解き明かす有効な手がかりとして注目されています。
 
2010年、
ハーバード大学医学部のテッド・カプチャック教授は
過敏性腸症候群の患者に21日間、偽薬を服用させました。
しかも、あらかじめ
「これは偽薬です」と説明して。
 
服用前にも改めて
「これは偽薬です」と
念押ししたにもかかわらず、
偽薬を与えられた患者は何も治療をしなかった
対象群に比べて症状の著しい改善が認められたのです。
 
カプチャック博士らは、
プラセボや治療を肯定的に捉える態度が
治療に効果的であること。
プラセボが自然治癒を促す
効果は臨床試験でも実証されていることを、
あらかじめ患者に伝えて理解を得ていたというのです。
 
また、偏頭痛を対象にした
同様の研究では、66名の患者が参加して、
本物の薬剤と偽薬の治療的効果が調査されました。
研究の結果、
医者が薬を処方する際の言葉が
患者の治療結果を左右することがわかりました。
言葉のトーンや言葉に含まれる
前向きさが治療の効果を増進または減退させていたのです。
 
カプチャック博士らの実験から、
患者と医療者の協力関係、
信頼関係が極めて重要であるということが示唆されます。
 
「何を信じるか」だけではなく、
「何を」「どのように信じるか」
 
これには過去の体験や
未来への期待感などが大きく影響を与えているようです。
 
続きは、次号で。
(出典:NATIONAL GEOGRAPHIC)
 
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◆執筆者プロフィール◆
佐々木 弘(ささきひろし)
サイモントン療法認定トレーナー
NPO法人サイモントン療法協会理事長
のぞみ鍼灸こころセラピー代表

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趣味はダイビング。
夢は世界中の海を潜ること。
毎朝のエネルギー補給は、
自宅で雄大な富士山を眺めながら、
しばし呼吸を楽しむこと。
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