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トーク・アート

2017年10月14日  投稿者:Simonton Japan


こんにちは。認定カウンセラーの 村野直子( Naoko Murano ) です。
10月に入り、秋風が心地よい季節になりました。
芸術の秋ということで、絵画展に行かれる人も多いと思いますが、休館日の美術館で絵を鑑賞したことはありますか?
  
先日、トーク・アートというものに参加しました。
5、6人のグループにガイドの人が一人ついて館内を回ります。
  
作品の解説を聞くのではなく、参加者が作品を見て、感じたこと、思うことを話しながら楽しむ鑑賞会です。
  
絵画を見るのが好きな私ですが、最初に湧き上がったのは、
“美術の知識がなくても参加できるの?”
という思いでした。
でも絵を見るのが好きな方でしたらどなたでも大丈夫です。
  
休館日の静かな美術館の中は、コツコツと足音がよく響きます。
  
普段、私は、有名な絵や好きだなあと思う絵の前で、足を止めてゆっくり鑑賞します。
  
でもトーク・アートでは、ガイドの人が選んだ幾つかの絵の前に立ち止まって鑑賞します。
  
普段だったらスッーと前を通り過ぎてしまいそうな絵の前に立ち止まることもあります。
そして、それぞれが、絵を見て、感じたままを言葉にします。
  
自分の声が静かな館内に響きます。
  
ひとつの絵の中で好きなところが人によってそれぞれ違い、個性を感じられます。
  
額縁の外まで想像力を働かせて、自分には見えていなかったものが、他の人には見えていたりします。
  
自分にない感覚を聞くのは、とても新鮮で面白いです。
  
そして他の人の言葉から、新たに想像してみます。
“あー何か見えてきた!” 新しい発見!
  
絵画に詳しい人は、最初はどうしても、絵画に関する知識や情報を話したくなってしまうようです。
  
それはその人の頭の中にある情報で、心の中にある感情とは少し違います。
  
そこをガイドの人が、
「全くそれらの情報を知らないとしたらあなたはどう感じると思いますか?」
とそっと尋ねます。
  
最初は、絵の知識を披露されていた方も、何枚かの絵を鑑賞していくにつれて、画家が誰で、いつの作品で、どんな手法で描いた絵かは全く関係がなくなり、自分が感じたことを話してくれます。
  
また最初はあまり言葉を発しなかった人が、心の中から自然と湧き出るものを、少しずつ話し出してくれたりします。
  
年齢も絵の関わり方も違う初対面の人たちが、たまたま縁あって、同じクループになったのに、鑑賞が終わりに近づくにつれて、少しずつ自分を出していき、お互いの感じていることを、尊重し合う。
  
そしてお互いが、だんだんその場に溶け合い、心を少しずつ開き、癒されていくのを感じました。
  
情報で溢れる社会の中で、いつも頭の中が、何かでいっぱいで、みんながこう言うから、こうでなければいけないと、つい他人軸になりがちです。
  
人と違う自分はいけないのかな? と不安に思ってしまう人もいます。
  
本当は心の中の声は違うのに、無視し続けていると、気づけばストレスでいっぱい、なんてこともありますね。
  
そんな時は、自分にとってのお気に入りの方法で、リラックスできる時間を見つけて、ゆっくり自分の心の声を聴いてみてください。
  
頭の中がすっきり、呼吸も整ってきます。
  
1日5分でも、そのような時間を持つのと、持たないのとでは、大きな違いです。
  
忙しい時こそ、自分に優しい時間を作ることで、周りの人にも優しくできるようになります。
そしてその人の調和が、自分の周りの人へと繋がっていくことでしょう。
  
最後までお読みいただき、どうもありがとうございました。
ご自身に優しい1日をお過ごしください。
  
───────────★
◆執筆者プロフィール◆
村野 直子(むらの なおこ)
心理カウンセラー
サイモントン療法認定カウンセラー
  
☆私の喜び☆
花・旅・自然にふれる
ハーブティーを飲みながらほっとする時間
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