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カエルの合唱から大自然の不思議を考えたこと

2017年6月22日  投稿者:Simonton Japan


 
こんにちは。
サイモントン療法認定トレーナーの佐々木弘です。
 
先週、事務局の裏手にある田んぼに水が入りました。
西側の窓をあけると、
張られた水の上を通ってきた風がひんやりと心地よく、
「ここで寝たら気持ちいいだろうなぁ~」と、
施術ベッドに寝転がりたい気持ちを
なんとか我慢している昨今です。
 
夜になると田んぼの水をまちわびたカエルたちが大合唱!
仕事終わりに、一日の締めくくりとして行うおこなう
マインドフルネス瞑想も、
さながらカエルのサウンドフルネス(?)瞑想に!
最初は雑音でしたが、その音までも含んでいくことで、
大自然と一体となったような素晴らしいひとときとなっています。
 
さて、今回は、その大自然の不思議をご紹介。
 
植物は、太古の昔から様々な生きものの食べ物でした。
そのため、植物が生き残って種の保存や維持をするために、
自分たちが食べ尽くされないように、
防衛手段を発達させてきたのです。
 
例えば、葉や茎の棘や粘液、苦味や辛味、毒の成分など。
ダイコンの下のほうが辛いのは
地面の中で昆虫などに食べられないようにするためで、逆に
葉っぱのすぐ下の青首が甘いのは、
寒さで凍らないように糖分を蓄えているからなんだとか。
また、タバコの葉のニコチンや除虫菊のピレスリンは
葉を食べ物とする昆虫が嫌う毒性の代表で、その抽出物は
人間が殺虫剤として活用しています。
 
アフリカのサバンナの映像で大きな傘のように見える木が
点在しているのを見ることがあります。
サバンナアカシアです。
下から幹が伸び、枝が大きく広がり、葉は上の方に生い茂っています。
大きなものだと20メートルをゆうに超す高さになるとか。
草食動物に食べられないように、
葉が高い位置で生い茂るように進化してきたのですが、
そのアカシアに天敵が存在しました。
そうです、キリンです。
他の草食動物では届かない、
キリンだけが高い位置にある葉を食べることができる。
しかも、キリンはアカシアが大好物!
キリンのためにある木と言ってもいいくらいです。
 
しかし、アカシアもただ黙って食べられているわけではありません。
サバンナアカシアは、キリンに葉を食べ始められると
葉の表面にタンニンという苦味成分を増産して自己防衛を始めます。
渋柿を食べたことがある方はあのひどい渋みを思い出せば、
キリンの気持ちがわかります。
大好物でも流石に渋みには耐えられず、食べていた葉を「ぺっ」と吐き出して
となりのアカシアの木を目指すのですが、なんと、食べられたアカシアが
揮発性の化学物質を放出して、周囲のアカシアに、
「キリンが来たぞー!」と、“緊急警報”を発するんだそうです。
それを受け取った周囲のアカシアは、葉にタンニンを増産してキリンを
待ち受けるわけです。
キリンの顔が歪んでいくのが目に浮かんできます。
 
キリンはアカシアの葉を食べ始めるとしばらくして苦くなること。
また、その周囲の木の葉も苦くなることを知っていて、
この警報が届いていない遠くまで移動していくのだそうです。
アカシアは周囲にも自身の危機を伝えて、共同防衛をしたわけです。
 
さて、長々と書いてきましたが、何が言いたいのかというと、
およそ16万年前に起源を持つ私たち人間の体にも、
植物と同じような不思議が、進化とともに備わっているのではないかと。
 
再来週(6月12日)から始まるサイモントン療法ベーシックプログラムでは、
6日間をかけて、様々なトピックに取り組んでいきます。
 
健康とは、さまざまなことの調和が維持されている状態と捉えると、
病気とは、あなたの大切な何かに不調和が起きている状態と言えます。
 
そして、病気や心身の不調を不調和を知らせるための
愛あるメッセンジャーと捉えた場合、そのメッセージは、
 
無理をし過ぎていませんか?
我慢し過ぎていませんか?
頑張り過ぎていませんか?
頑なになり過ぎていませんか?
自分を蔑ろにし過ぎていませんか?
 
無理をし過ぎないでください。
我慢し過ぎないでください。
頑張り過ぎないで下さい。
もっとリラックスしてください。
自分に優しくなってください。
 
となるでしょう。
 
自分に危機的状況が起きたとき、
その原因に対抗する十分な気(エネルギー)があれば、
サバンナアカシアと同じように周囲にも働きかけ、共同して
キリンを追い払うような健全な自己防衛ができるでしょう。
 
しかし、その原因に対抗する十分な気(エネルギー)がなく、
健全な自己防衛が困難なときには、
周囲に助けを求めることもできず、
心の調子が悪くなったり、
体の調子が悪くなったり、
その両方であったりするのでしょう。

私たちには思考だけではなく、
感覚的に自分自身を調和し、
健康を維持する力がもともと備わっていると思うのです。
ただ、それを忘れているというか、気づかずに過ごしていると。
 
サイモントン療法ベーシックプログラムは、
自身がすでに備えている素晴らしいエネルギーに気づき、
調和を取り戻すためには具体的に何をすればよいかを体験的に学ぶ機会です。
 
わたしたちも大自然の一部です。
大自然のたくさんの不思議は私たちにも本来備わっています。
 
自分自身に本来備わっているたくさんの不思議に気づき、
その不思議をいきいきと発揮することができれば、
何があってもそれを乗り越える力があることにも
気づくことができるでしょう。
 
カエルの合唱を聞きながら、
大自然の不思議とこの星に生きている不思議に思いを馳せる夜でした。

─────────────────★
◆執筆者プロフィール◆
佐々木 弘(ささきひろし)
サイモントン療法認定トレーナー
NPO法人サイモントン療法協会理事長
のぞみ鍼灸こころセラピー代表

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趣味はダイビング。
夢は世界中の海を潜ること。

毎朝のエネルギー補給は、
自宅で雄大な富士山を眺めながら、
しばし呼吸を楽しむこと。
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